【5選】「書店」が舞台のミステリ小説を紹介!

書店が舞台のミステリを紹介! ○○選
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こんにちは、サックリです。

 

この記事では、「書店」が舞台のミステリ小説を5作品紹介しています。

「書店員が活躍するミステリを知りたい!」

「実在の本が関わる推理小説が好き!」

という方にオススメの記事になっています。

 

サックリ

読書好きな男性(20代)

ミステリ小説を中心に紹介!
(アニメや映画も紹介予定)
 
2024年、推理小説130冊読破
 
よろしくお願いします!

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「書店」が舞台のミステリ5選

『配達赤ずきん 成風堂書店事件メモ』

作 者:大崎 梢 

出版社:東京創元社

ページ:270

 

あらすじ

近所に住む老人から託された謎の探求書。

「いいよんさんわん」って何?

暗号に隠された恐るべきメッセージとは。

(「パンダは囁く」)

 

駅ビル内にある書店・成風堂を舞台に、

書店員・杏子、アルバイト・多絵が本に関わる謎を解いていく!

 

注目ポイント

しっかり者だけど推理が苦手な杏子と、卓越した推理力の持ち主だけど不器用な多絵。

互いの欠点を補い合う二人の関係が魅力です。

 

「パンダは囁く」は、実在の本がカギを握る話。

暗号が解読された時には鳥肌が立ちました

書店が舞台ならではの暗号ミステリです。

 

#短編集 #成風堂書店事件メモ

#〈書店〉が舞台

 

 

『レジまでの推理 本屋さんの名探偵』

作 者:似鳥 鶏

出版社:光文社

ページ:234

 

あらすじ

留学直前に彼女から送られてきた7冊の本。

しかし、作者や内容に関連性が見当たらない。

7冊の本に隠された意図とは一体?

(「7冊で海を越えられる」)

 

名物店長と個性豊かなアルバイトたちが店に持ち込まれた事件を解決⁉

全四話収録の短編集。

 

注目ポイント

似鳥鶏さんの作品らしいコミカルな文体が魅力。

飽きることなく読みすすめられると思います。

あとがきや脚注も独特で面白いです。

 

また、キャラクターの個性が爆発しています。

変人ばかり登場するので、思わず笑ってしまう場面が多いです。

書店ミステリの中でもコミカルな作品を読みたい人に強く推したい一冊!

 

#短編集 #ユーモア

#〈書店〉が舞台

 

『ビブリア古書堂の事件手帳 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』

作 者:三上 延

出版社:KADOKAWA

ページ:322

 

あらすじ

北鎌倉駅近くにある古書店「ビブリア古書堂」。

店主・篠川栞子は極度の人見知りながら、膨大な古書の知識を持つ美しい女性である。

そんな彼女のもとには古書だけでなく、古書と持ち主に関連する謎も舞い込んでくる。

ある理由で入院している栞子は、アルバイト・五浦大輔が話す内容から様々な謎を紐解いていく。

 

注目ポイント

本作は書店ミステリの中でも「実在する本」が多数登場します。

例えば、以下のような作品が登場しますよ。

 

  • 夏目漱石『それから』
  • 太宰治『晩年』
  • 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』

 

また、栞子と大輔の関係性も本作及び同シリーズの魅力。

「本の虫」と「活字恐怖症」という真逆の体質を持つ二人の行方に注目です。

二人の関係の続きが気になった方は、ぜひ続編も読んでみてください!

 

#短編 #〈古書店〉が舞台 

#ドラマ化 #映画化

 

『淋しい狩人』

作 者:宮部 みゆき

出版社:新潮社

ページ:329

 

あらすじ

東京下町にある古本屋・田辺書店。

店主のイワさんと孫の稔が切り盛りする店には、様々な事件が舞い込んでくる。

 

披露宴の引き出物に書かれた落書き

(「六月は名ばかりの季節」)

遺品から見つかった数百冊の同じ本

(「黙って逝った」)

万引き未遂の少年に残された虐待の痕

(「うそつき喇叭」)

 

イワさんが、それらの謎を解いていく。

 

注目ポイント

連作短編の形式でイワさんと稔の関係の変化が描かれています。

序盤は仲良しな二人ですが、ある出来事をきっかけに折り合いが悪くなってしまいます。

人間関係の難しさが謎と並行して描かれます

 

また、全体的にビターな内容の短編が多いです。

人の醜い部分が事件の発端になっています。

 

#連作短編集 #〈古書店〉が舞台

#ドラマ化

 

『雪山書店と嘘つきな死体』

作 者:アン・クレア

出版社:東京創元社

ページ:528

 

あらすじ

舞台は、雪山の書店「ブック・シャレー」

エリー・クリスティは、姉や飼い猫と共に実家の書店を経営している。

 

ある日、山腹と麓をつなぐゴンドラの中で男性の遺体が発見。

被害者は死の直前、彼女たちの書店を訪れ、アガサ・クリスティー作『春にして君を離れ』の初版本を残していた。

また、ほぼ同時に従業員の女性が姿を消して…。

二つの事件に共通点はあるのか。

クリスティ姉妹は犯人探しを始める!

 

注目ポイント

「クリスティ書店の事件簿」第一作。

随所にアガサ・クリスティー作品へのリスペクトが感じられる書店ミステリです。

 

また、いわゆる「コージー・ミステリ」と呼ばれるジャンルで読み心地の良さが魅力

雪山の村を舞台に、個性豊かな村人たちとクリスティ姉妹が事件の真相に迫っていきます。

 

ページ数が割と多めなので、じっくり読書を楽しみたい方にオススメです。

続編は、2025年春頃刊行予定らしいですよ。

 

カギを握る小説

 

#長編 #クリスティ書店の事件簿

#500p超 #〈書店〉が舞台

 

さいごに

「書店」が舞台のミステリを紹介してきました。

この記事が好評だったら、

「図書館・図書室」編も執筆しようと思います。

紹介した作品で気になる作品がありましたら、

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

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