
どうも、サックリです!
この記事では、〈書店〉が舞台のミステリ小説を5作品紹介しています。
「書店員が活躍するミステリを知りたい!」
「ビブリオ・ミステリが好き!」
という方にオススメの記事になっています!
- 「書物にまつわるミステリ」のこと
- 「ミステリ好きで本も好き」という方にオススメのジャンル
「書店」が舞台のミステリ5選
『淋しい狩人』
作 者:宮部 みゆき
出版社:新潮社
価 格:693円(税込)
内容
東京の下町にある「田辺書店」を舞台に、店主・イワさんが店に持ち込まれる謎を解く連作集。
人間の欲によって引き起こされる重めな話もありつつ、それを和らげるイワさんの人情味が魅力。
作品にリアリティを求める方にぴったりです。
僕のおすすめは「六月は名ばかりの月」。
冒頭からは想像もつかない結末が待っています!
『配達赤ずきん 成風堂書店事件メモ』
作 者:大崎 梢
出版社:東京創元社
価 格:770円(税込)
内容
駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、書店員・杏子と、アルバイト・多絵が謎を解決していきます。
しっかり者だけど推理が苦手な杏子と、卓越した推理力の持ち主だけど不器用な多絵。
互いの欠点を補い合う二人の関係性が魅力です。
おすすめの短編は、「パンダは囁く」。
近所に住む老人による謎の探求書リストに隠されたメッセージを解読する暗号ミステリです!
『ビブリア古書堂の事件手帳 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』
作 者:三上 延
出版社:KADOKAWA
価 格:715円(税込)
内容
北鎌倉駅近くにある古書店「ビブリア古書堂」。
店主・篠川栞子のもとには古書だけでなく、古書と持ち主に関連する謎も舞い込みます。
本作は、書店ミステリの中でも実在の書籍が多数登場します。古書好きに特にオススメの作品。
「本の虫」栞子と「活字恐怖症」大輔という真逆の体質を持つ二人の関係の変化にも注目です!
『レジまでの推理 本屋さんの名探偵』
作 者:似鳥 鶏
出版社:光文社
価 格:770円(税込)
内容
町の本屋で働く個性豊かなキャラクターたちが店に持ち込まれる事件を解決していく連作短編集。
似鳥鶏さんの作品らしいコミカルな文体が魅力で、あとがきや脚注も独特で面白いんです。
書店ミステリの中でもコミカルな作品を読みたい方に強く推したい一冊です!
僕のおすすめは、「7冊で海を越えられる」。
留学直前に交際相手から贈られてきた7冊の本に秘められた想いを名物店長が紐解きます。
『書棚の番人』
作 者:碧野 圭
出版社:PHP研究所
価 格:968円(税込)
内容
17年前に起きた惨殺事件。その犯人が告発本を出版したことをきっかけに物語が始まります。
犯人の幼馴染である書店員・正和は、本の内容に疑問を抱き、事件の真相に迫っていきます。
かつて共犯者と疑われた正和の過去は胸が締め付けられるほど痛ましく、そんな彼の過去や事件と同時に出版業界や書店業界の裏側にも光を当てた社会派ミステリです。
おわり
「書店」が舞台のミステリを紹介しました!

気になる作品があったら、
ぜひチェックしてみてくださいね!
コメント