
どうも、サックリです。
今回は『名探偵コナン』の
船上ミステリー回を紹介します。
「水上が舞台のミステリーが好き!」
「緊迫感あるエピソードが知りたい!」
という方に向けて書いていきたいと思います!
- 「船上」が舞台のミステリー
- 逃げ場がないため、犯人は船内にいる
- その制約による緊迫感が特徴
『名探偵コナン』船上ミステリー回
「豪華客船連続殺人事件」(3巻収録)
定期船に乗り遅れたコナンたちは、籏本家の貸し切り客船に便乗させてもらうことに。
結婚式を終えたばかりの新婦とも打ち解けた一行だが、突如として籏本家の総帥が自室で殺害される事件が発生。
現場に残された花を手掛かりに小五郎たちは新郎を犯人と断定し、倉庫に監禁する。
しかし、ほどなく第二の殺人が発生。倉庫に駆けつけると、そこには新郎の姿はなく―。
豪華客船を舞台に一族の確執が絡む殺人事件――本格ミステリ要素が凝縮された回です。
伏線の張り方から回収までが丁寧で、コナン初期の名作と言っても過言ではありません。
新郎が一族抹殺を狙っているのではないかと恐怖に陥る一族の姿は、閉ざされた船上という舞台ならではの緊張感を生み出しています。
この事件は青山剛昌さんの思い入れが強いのか、後の回に別の形で登場するキャラクターが存在するなど、特別な位置づけを感じさせます。
「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」(23巻収録)
イルカツアーに向かう客船で小五郎は、刑事時代の元上司・鮫崎と再会する。
夕食を共にする中、ツアー参加者に“叶才三”がいると知ると、鮫崎は血相を変える。
叶はかつて鮫崎たちが追っていた事件の犯人で、その時効が今日、まさに成立するのだ。
一行は叶の行方を追うなか、西の高校生探偵・服部平次とも合流。しかしその最中、参加者の一人が焼死体となって発見され――。
残りわずかとなった時効と、船上の連続殺人。
過去と現在の事件が交差する、緊迫のダブルサスペンスが描かれた回です。
二十年前の現金強奪犯・叶才三の行方はどこに。
そして、乗客たちが隠している秘密とは。
普段は息の合ったコナンと平次の推理が食い違う、シリーズでも珍しい展開に注目です。
TVアニメ版では二時間スペシャルとして放送された長編で、重厚かつ見ごたえがある一作です。
「劇場版名探偵コナン 水平線上の陰謀」(2005年公開)
園子の計らいで、八代グループが所有する豪華客船「アフロディーテ号」の処女航海に招待されたコナンたち。
海を渡る優雅な船旅に胸を躍らせる一行だったが、かくれんぼの最中に園子が何者かに監禁される事件が発生する。
コナンの推理で最悪の事態は脱するものの、次は船内で連続殺人が発生する。
コナンは、15年前に起きた沈没事故と半年前の交通事故が事件解決の鍵と推理し―。
劇場版シリーズの中でも本格ミステリ要素が際立つ、豪華客船を舞台にした船上ミステリー。
前半では園子の身に危険が迫るサスペンスが展開し、物語は次第に連続殺人へと深化していく。
観る者を引き込む没入感の高い構成が魅力です。
船内で起きる殺人事件は、倒叙ミステリー形式。
犯人が明かされた状態で、コナンたちがどのように真相へと迫っていくのかに注目です。
さらに本作では、小五郎がシリーズ屈指の活躍を見せます。「眠りの小五郎」しか知らない方こそ、小五郎の“探偵としての真価”を存分に味わってください。
TVアニメで観るなら?
最後に、今回紹介した3エピソードの話数をまとめておきますので、興味がある方はご利用の動画配信サービス等で視聴してみてくださいね!
- 「豪華客船連続殺人事件」
- シリーズ1 第22-23話
- 「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」
- シリーズ5 第174話
- 「劇場版名探偵コナン 水平線上の陰謀」
- 劇場版第9作
おわり
『名探偵コナン』の船上回を紹介しました。
今後も少しずつコナン記事を投稿予定です。
次回以降も読んでいただけると嬉しいです。

また、次の記事でお会いしましょう!




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