
どうも、サックリです!今回は、
米澤穂信さんによる青春ミステリ
〈図書委員〉シリーズを紹介!
米澤作品らしい青春ミステリ要素と二人の高校生男子による軽妙な掛け合いが魅力の本シリーズ。
「青春ミステリが好き!」
「『氷菓』『小市民シリーズ』にハマった!」
という方は、この記事を参考にしてください!
記事内容
- 〈図書委員〉シリーズを読む順番
- 既刊作品の紹介
〈図書委員〉シリーズを読む順番

刊行順がオススメ!
〈図書委員〉シリーズは、第一作『本と鍵の季節』から読むのがオススメです!
第二作『栞と嘘の季節』には、前作の事件や名前だけ登場していたキャラクターが再び登場。
そのため、刊行順で読むことで物語への没入感がより深まります。
また、『本と鍵の季節』は連作短編集の形式なので、シリーズの導入としてもぴったりですよ!
〈図書委員〉シリーズ既刊作品
『本と鍵の季節』(2018)

STORY
図書委員の堀川次郎と松倉詩門。
くだらない話で盛り上がる彼らのもとに次々と謎が持ち込まれてくる。
開かずの金庫、自殺した生徒が読んでいた本、亡き父が遺した宝探しのヒント。
〈古典部〉シリーズ、〈小市民〉シリーズ著者による図書室ミステリー第1弾。
全6編からなる連作短編集で、1話完結形式です。
読み進めていくうちに次第に主人公・堀川や松倉の人物像が鮮明になっていきますよ!
僕のオススメは、「913」。
金庫の暗証番号を推理する話で、巧妙に張られた伏線、驚きの展開など完成度が高い一作です。
#青春ミステリ #高校生が主役
#図書室 #連作短編
『栞と嘘の季節』(2022)

STORY
返却本のなかにトリカブトの花の栞が挟まれていることに気づいた堀川と松倉。
持ち主を探しているうちに校舎裏でトリカブトが栽培されていることを発見する。
そんな中、栞の焼失事件や男性教師が中毒で運ばれる事件が起き…。
猛毒の栞を作る犯人の目的とは。
猛毒の栞と登場人物たちの嘘が、校内で起きた中毒事件を一層複雑にしていくシリーズ第2弾。
今作では、堀川と松倉に加えて、同級生の女子・瀬野が事件解決に協力します。
人目を惹く美しさを持つ彼女が抱える葛藤とは。
なぜ彼女は猛毒の栞を探すのか。
事件の動機に秘められた切実さが心に残る一作。
#青春ミステリ #長編
おわり
〈図書委員〉シリーズを紹介しました。
個人的には、〈古典部〉や〈小市民〉のようにTVアニメ化してほしいなぁと思います。
気になった方は手に取ってみてくださいね!
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