
どうも、サックリです。
今回は店員さんたちが謎を解く
「お仕事ミステリ」を紹介します。
「仕事×謎解きってどんな作品があるの?」
「いろんな職業の世界を覗いてみたい!」
そんな方にオススメの3作品を紹介します!
お仕事ミステリ3選
『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』
作 者:大崎 梢
刊 行:創元推理文庫
価 格:770円(税込)
女性コンビで“本”に関する謎を解く!
舞台は、書店員・木下杏子とアルバイト・西巻多絵が働く駅ビルの書店「成風堂」。
近所の独居老人の買い物リストに隠された意図を探る暗号ミステリ「パンダは囁く」
美容室で起きた盗撮騒動と配達員の怪我の真相に迫るサスペンス「配達あかずきん」など
書店に持ち込まれる様々な謎を名コンビが解き明かしていく全5編の短編集。
〈書店ミステリ〉の代表作。
面倒見の良い先輩・杏子と、不器用ながら鋭い推理力を発揮する後輩・多絵の掛け合いが、物語をより親しみやすく彩ります。
作者自身が書店員として働いた経験をもとに描かれる、リアルで細やかな書店業務の描写も魅力。
レジや品出しだけでなく、書店の裏側には多彩な仕事があることを知ることができますよ!
『和菓子のアン』
作 者:坂木 司
刊 行:光文社文庫
価 格:880円(税込)
和菓子屋が舞台のほんわかミステリ!
高校卒業後、デパ地下の和菓子店「みつ屋」でアルバイトを始めることにした梅本杏子。
個性豊かな店長や同僚たちに囲まれる彼女の前には一風変わった客が次々と現われる。
上生菓子を奇妙な割合で買う女性客、物騒な言葉を口にする強面の男性客――
彼らの不可解な言動が解決されていくたび、杏子は和菓子の奥深さに魅了されていく。
読めば和菓子が食べたくなる、“菓子テロ系ミステリー”〈和菓子のアン〉シリーズ第一作。
お客の奇妙な言動の裏に隠されているのは、意外と知られていない「和菓子の由来」。
その豆知識が謎解きの鍵になっており、読み終えたあと誰かに話したくなること間違いなしです。
また、自身のぽっちゃり体型への自虐から個性豊かな同僚たちへのツッコミまでユーモア溢れる杏子の語り口も本作の魅力になっています!
『前略、今日も事件が起きています 東部郵便局の名探偵』
作 者:福田 悠
刊 行:宝島社文庫
価 格:803円(税込)
食堂のおじさんが局員の悩みを華麗に解決⁉
親友の婚約者が書いた手紙は、彼が誠実な男性であることを示すのか―「誠実さの証明」
ゆうパックの配達員を襲った犯人の目的とは―「ゆうパックをおいかけて」
郵便局員たちは、それぞれの謎に悩まされながら昼食のため局内にある食堂を訪れる。
食堂の店長・上條は彼らの話を聞くと、食事と共に謎解きの糸口も提供してくれて…。
窓口担当やコールセンター係など、様々な郵便局スタッフの視点で描かれる全4編の短編集。
全話に郵便局ならではのトリックが仕込まれており、思わず「なるほど」と唸ってしまいます。
もちろん「還付不能郵便の扱い」や「転居届の手続き」など郵便物に関するトピックスも豊富。
普段受け取っている郵便物がどのような流れで処理されているのか、謎解きと共に楽しめます!
おわり
お仕事ミステリを3作紹介しました。
気になる作品は見つかりましたか?
どの作品もオススメなので、書店やオンラインショップ等でチェックしてみてくださいね!

また、別の記事でお会いしましょう!
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