
こんにちは、サックリです!
この記事では、〈大学生〉が主役の長編ミステリ小説を5作紹介します。
「大学生が活躍する推理小説が読みたい!」
「短編よりも長編が好き!」
という方は、ぜひ参考にしてください!
〈大学生〉が主役のミステリ小説

『十角館の殺人』
書籍情報
作 者:綾辻 行人
出版社:講談社
ページ:512
物語を覆す衝撃の1行!
2023年10月、タイム誌が選ぶ「史上最高のミステリー&スリラー本」オールタイム・ベスト100に選出されたミステリ史に残る名作です。
本作の魅力は、物語を覆す“1行”の衝撃。
初読で看破できる人はいないのでは。
あの衝撃をぜひ味わってほしいです!
【STORY】
大学のミステリ研メンバーが訪れたのは、十角形の館が建つ孤島・角島。
そこでは半年前、炎上する屋敷の中で天才建築家が謎の死を遂げていた。
島を訪れて数日後、メンバーの一人が何者かによって殺害される事件が発生。
それは連続殺人の始まりに過ぎなかった。
#本格ミステリ #どんでん返し
#実写化 #館
『月光ゲーム』
書籍情報
作 者:有栖川 有栖
出版社:東京創元社
ページ:361
楽しいはずの夏合宿が恐怖の時間に…
新本格ミステリの最前線を走る有栖川有栖さんのデビュー作、かつ〈江神二郎〉シリーズ第一弾。
陸の孤島になった矢吹山で起きる連続殺人事件の謎、遺された「Y」と記されたダイイングメッセージ、そして、「読者への挑戦状」など本格ミステリの要素が詰まった作品です。
【STORY】
夏合宿のため、矢吹山のキャンプ場を訪れた推理小説研究会の面々。
他大学の学生グループとも親しくなり盛り上がる一同だったが、事態は急変する。
矢吹山が噴火し、キャンプ場から下山できない状態になってしまったのだ。
そんな中、学生の一人が何者かに殺害される事件が起きてしまい…。
#本格ミステリ #〈江神二郎〉シリーズ
#クローズド・サークル
『卒業』
書籍情報
作 者:東野 圭吾
出版社:講談社
ページ:371
〈加賀恭一郎〉シリーズ第一弾!
加賀が刑事になる前の出来事が描かれています。
卒業を控えた大学生たちの群像劇を描きつつ、密室トリックや加賀の推理を堪能できる青春×本格ミステリになっています。
続編『新参者』は2010年にTVドラマ化。
(阿部寛さん主演)
【STORY】
卒業を控えていた女子大生が亡くなった。
相原沙都子は、加賀恭一郎と共に親友の死の真相を探っていくことに。
密室で亡くなった彼女は自殺だったのか、それとも他殺だったのか。
そして、新たな事件が起こる。
#〈加賀恭一郎〉シリーズ #密室
#青春ミステリ
『屍人荘の殺人』
書籍情報
作 者:今村 昌弘
出版社:東京創元社
ページ:381
本格×特殊設定ミステリの傑作!
今村昌弘さんのデビュー作、かつ〈剣崎比留子〉シリーズの第一弾。
ミステリランキング4冠を達成した名作です。
本作の魅力は、前代未聞のクローズド・サークル作品であること。
『月光ゲーム』のように夏合宿中の学生たちが外部と断絶されてしまう話なのですが、その原因が特殊なんですよ!まさに不測の事態!
もし、この作品に興味がある方はネタバレを見ないように細心の注意を払いましょう!
【STORY】
大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、同じ大学の剣崎比留子と共に映研の夏合宿に参加することになった。
しかし、ある不測の事態によって、一同はペンションに閉じ込められてしまう。
恐怖の夜が明け、発見されたのは密室で殺害された学生の死体。
そして、第二の悲劇が一同を襲う。
#本格ミステリ #特殊設定ミステリ
#〈剣崎比留子〉シリーズ
『六人の嘘つきな大学生』
書籍情報
作 者:浅倉 秋成
出版社:KADOKAWA
ページ:368
作品紹介
「伏線の狙撃手」の異名を持つ浅倉秋成さんによる就職活動をテーマにしたミステリ。
「第22回本格ミステリ大賞」や「2022年本屋大賞」の候補にも選出されました。
本作の魅力は、張り巡らされた伏線の数々。
「え、あれも伏線だったの⁉」と驚かされること間違いなしです。
また、告発文によって登場人物たちへの印象がどんどん変わっていきます。
同じ作品の中で印象がこんなに二転三転するのかと驚きました。
就職活動を経験した、あるいは現在活動中の方に特に刺さるミステリ小説だと思います。
【STORY】
IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残ったのは、六人の大学生。
全員内定を目指す六人だったが、突然の課題変更により1枠を争い合うことに。
最終選考が始まり、会議室から発見されたのは六通の封筒。
そこには、六人の秘密を暴露する告発文が同封されていた。
#伏線回収 #心理戦
#実写映画化 #就活
まとめ
〈大学生〉×〈ミステリ小説〉を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
気になった作品から手に取ってみてくださいね!
コメント