こんにちは、サックリです。
この記事では、クリスマスに事件が起きてしまうミステリ小説を3作品紹介します。
「冬に合うミステリが読みたい」
という方はぜひご一読ください!
クリスマス・ミステリ3選
『ポアロのクリスマス』
作 者:アガサ・クリスティー
出版社:早川書房
ページ:464
STORY
クリスマス・イヴの夜、偏屈で知られる大富豪・シメオンが何者かによって殺された。
現場は鍵が掛けられ、窓もふさがれた密室状態。
館内にいた家族や使用人には、それぞれ老当主を殺害する十分な動機があり…。
私立探偵・ポアロが導き出す真実とは!
「ミステリーの女王」アガサ・クリスティーの大人気シリーズ〈名探偵ポアロ〉シリーズの一作。
様々な登場人物の視点で物語が進み、「被害者の悪癖」や「家族間の不和」など事件が起きるに至った背景が丁寧に描かれています。
ポアロの推理が素晴らしいのはもちろんですが、伏線回収が鮮やかで、80年以上前に書かれたとは思えないほど面白い作品です。
古典ミステリに挑戦したい方はぜひ!
#古典ミステリ #名探偵ポアロ
#密室 #TVドラマ化
『びっくり館の殺人』
作 者:綾辻 行人
出版社:講談社
ページ:324
STORY
怪しい噂が流れる「びっくり館」に住む少年・俊生と友だちになった三知也たち。
洋館では、二年前にある悲劇が起きていた。
そして、今年の聖夜に再び事件が起きて…。
悪夢のような展開が読者を待ち受ける⁉
綾辻行人さんのデビュー作『十角館の殺人』から続く〈館〉シリーズの第八弾。
元々は、少年少女向けに書かれた作品らしいです(もちろん、大人も楽しめる)。
「びっくり館」という可愛げのある名前のタイトルですが、ゾッとするような怖さがあります。
特に、腹話術人形の存在感、それを操る老人がとても不気味な雰囲気を醸し出していますよ。
少しホラー要素がある作品が好きな方にお薦め!
#〈館〉シリーズ #密室
『46番目の密室』
作 者:有栖川 有栖
出版社:講談社
ページ:434
STORY
大物推理作家・真壁聖一の別荘に招待された有栖川有栖と、その友人で臨床犯罪学者・火村英生。
北軽井沢にある真壁の別荘には、推理作家や編集者など気心の知れた仲間が集まっていた。
ところが、クリスマスの夜、鍵のかかった地下室で真壁が遺体となって発見される。
彼は自らが考案した46番目の密室トリックによって殺害されてしまったのだろうか。
〈火村英生〉シリーズ第一弾。
トリックの緻密さと火村の論理的な推理に注目。
また、火村と有栖のキャラクターが魅力的です。
有栖と火村の会話はユーモアに溢れていてクスッとさせられますよ。
ロジカルな推理小説が好きな方にオススメです!
#〈火村英生〉シリーズ #密室
#シリーズがTVドラマ化
さいごに
クリスマス×ミステリ小説3選を紹介しました。
クリスマスに予定が入ってないよ!という方は、家で暖まりながら読書をしてみませんか?
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