【氷菓】〈古典部〉シリーズを読む順番・既刊作品を紹介!【米澤穂信】

〈古典部〉シリーズを読む順番と既刊作品を紹介 シリーズ作品紹介
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2001年に発表された『氷菓』から20年以上にわたり続く〈古典部〉シリーズ

TVアニメや実写映画も製作されており、それらをきっかけに作品を知った方も多いと思います。

中には、アニメや映画の続きを小説で読みたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

 

この記事では、〈古典部〉シリーズを読む順番や各作品の簡単なあらすじ等を紹介しています。

 

「〈古典部〉シリーズに興味がある!」

「アニメの続きが読みたい!」

 

という方は、この記事を参考にしてください!

 

【記事内容】

〈古典部〉シリーズを読む順番

各作品の簡単なあらすじ

 

サックリ

読書好きな男性(20代)

ミステリ小説を中心に紹介!
(アニメや映画も紹介予定)
 
2024年、推理小説130冊読破
 
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〈古典部〉シリーズを読む順番は?

刊行順

最もオススメな方法は、

刊行された順番に読む」ことです。

一作ごとに時間の流れがあるからです。

登場人物たちの成長は、本格ミステリ要素と並んでシリーズの魅力!

そのため、初めて読む方は刊行された順番に読むことを強くオススメします。

 

作中の時系列

作中の時系列に沿って読む方法もあります。

その際は下記の時系列表を参考にしてください!

 

サックリ
サックリ

「」は短編・章のタイトル、

『』は作品名です!

 

〈古典部〉シリーズの時系列
  • 高校1年生 
    4月
    「一 ベナレスからの手紙」~「二 伝統ある古典部の再生」

    『氷菓』収録

  • 5月
    「やるべきことなら手短に」

    『遠まわりする雛』収録


  • 「三 名誉ある古典の活動」~「四 事情ある古典部の末裔」

    『氷菓』収録

  • 6月
    「大罪を犯す」

    『遠まわりする雛』収録

  • 夏休み
    「五 由緒ある古典部の封印」〜「七 歴史ある古典部の真実」

    『氷菓』収録

  • 「正体見たり」

    『遠まわりする雛』収録

  • 『愚者のエンドロール』
  • 文化祭
    『クドリャフカの順番』
  • 11月
    「心あたりのある者は」

    『遠まわりする雛』収録

  • 1月
    「あきましておめでとう」

    『遠まわりする雛』収録

  • 2月
    「手作りチョコレート事件」

    『遠まわりする雛』収録

  • 春休み
    「遠まわりする雛」

    『遠まわりする雛』収録

  • 高校2年生
    新入生歓迎会~
    マラソン大会
    『ふたりの距離の概算』
  • 5月
    「わたしたちの伝説の一冊」

    『いまさら翼といわれても』収録

  • 6月
    「箱の中の欠落」

    『いまさら翼といわれても』収録

  • 夏休み初日
    「いまさら翼といわれても」

    『いまさら翼といわれても』収録

  • 時期不明
    「鏡には映らない」「連峰は晴れているか」「長い休日」

    『いまさら翼といわれても』収録

 

 

 

『古典部』シリーズ既刊作品を紹介

『氷菓』(2001)

 

あらすじ

姉の頼みで神山高校「古典部」に入部した折木奉太郎

積極的に物事に関わらない“省エネ”体質の奉太郎だったが、同級生・千反田えるの依頼で彼女の伯父に関して謎解きをすることに。

33年前の神山高校で一体何が起きたのか。

 

サックリ
サックリ

記念すべきシリーズ第1作!

この作品から読み始めてください!

 

『愚者のエンドロール』(2002)

 

あらすじ

2年F組が作製した自主映画を観ることになった古典部一同。

ところが、その映画は廃屋で事件が発生した直後のシーンで途切れてしまっていた。

奉太郎たちは、その未完のミステリ映画から結末を推理することを依頼されるが…。

 

サックリ
サックリ

「多重解決1が描かれています。

『毒入りチョコレート事件』

オマージュらしいですよ!

 

 

『クドリャフカの順番』(2005)

 

あらすじ

神山高校文化祭で連続盗難事件が発生。

その一方、古典部は文集を予定よりも大幅に刷り上げてしまい頭を抱えていた。

文集を完売させるため、古典部は連続盗難事件の解決と部の知名度向上に挑む!

 

サックリ
サックリ

古典部4人の視点で物語が進みます!

奉太郎以外の古典部員たちの

心情が詳細に描かれていました!

 

『遠まわりする雛』(2007)

 

あらすじ

春休み、奉太郎は千反田の頼みで地元の祭事に参加することに。

途中思わぬトラブルが発生するが、千反田の機転により無事に解決される。

祭事後、二人はトラブルの理由を推理する。

(表題作)

 

サックリ
サックリ

表題作含む六編が収録された

シリーズ初の短編集です!

 

『ふたりの距離の概算』(2010)

 

あらすじ

古典部に新入生が仮入部してきた。

ところが、部に馴染んでいたはずの彼女は本入部届を出さずに退部してしまう。

入部届締め切り日、マラソン大会に参加しながら過去の記憶を呼び起こす奉太郎。

新入生の心変わりの理由とは。

 

サックリ
サックリ

2年に進級した古典部員たち!

後輩との絡みに注目です!

 

『いまさら翼といわれても』(2016)

 

あらすじ

夏休み、千反田が合唱祭の直前に失踪した。

なぜ真面目な彼女が姿を現さないのか。

会場に駆けつけた奉太郎は限られた手がかりから千反田の居場所を推理する。

(表題作)

 

サックリ
サックリ

2年生になった古典部員たちを描く短編集。

特に、表題作は今後の展開に関わりそうな重要な短編でした!

 

まとめ

米澤穂信さんの〈古典部〉シリーズ読む順番既刊作品のあらすじを紹介してきました。

これからシリーズを読み始める方の参考になったのであれば嬉しいです。

 

 

  1. 1つの事件に対して、複数の解答が提示されるタイプの推理小説。
    ただし、全ての解答が正しいとは限らない。
    Aさんの解答をたたき台にしてBさんが別解を出すという形式が多い。
      ↩︎

 

 

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