
どうも、サックリです。
日々の生活の中に、突如として現れる小さな謎。警察が介入するような凶悪事件ではない。けれど、なぜか真相が気になってしまう。そんな些細だけど魅力的な謎が描かれる推理小説が〈日常の謎〉です。
本記事では、血なまぐさい展開が苦手な人でも楽しめる、身近な出来事にひっそりと隠れた謎を描いたミステリ小説を5作品ピックアップ。青春ミステリからお仕事ミステリまで、さまざまなキャラクターが活躍する〈日常の謎〉の世界へようこそ。
- 日常生活で起きる小さな事件・謎を主人公たちが解決していく推理作品。
- 人が亡くならない作品が多い。
- 一般市民(学生・店員など)が探偵役を務めることが多い。
〈日常の謎〉ミステリ5選
『空飛ぶ馬』
作 者:北村 薫
刊 行:創元推理文庫
価 格:792円(税込)
<日常の謎>の代表的作品!
北村薫さんのデビュー作であり、〈円紫さんと私〉シリーズの第一作でもある連作短編集。
大学生の「私」が日常の中で出会った謎を、噺家・春桜亭円紫が鮮やかに解き明かしていきます。
円紫さんは事件の概要を聞くだけで真実を言い当てるため、「安楽椅子探偵」ものとしても楽しめる一冊になっています。僕のオススメは「砂糖合戦」。
『氷菓』
作 者:米澤 穂信
刊 行:角川文庫
価 格:792円(税込)
人気ミステリ作家・米澤穂信さんのデビュー作!
2010年にTVアニメ化、2017年には山崎賢人さん主演で実写映画化もされた青春ミステリ。
積極的に物事に関わらない“省エネ”主義をモットーにする折木奉太郎が、古典部で出会った好奇心旺盛な少女・千反田えるから依頼を受け、彼女の伯父にまつわる過去の事件の真相へと迫ります。
淡々とした奉太郎の語りが心地よく、時にクスッと笑える個人的にも大好きな作品です。
『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』
作 者:岡崎 琢磨
刊 行:宝島社文庫
価 格:713円(税込)
聡明なバリスタが謎を紐解いていく!
第1回京都本大賞に輝いた飲食店×日常ミステリ。
珈琲店「タレーラン」を舞台に、バリスタの切間美星が店に持ち込まれる謎を解決していきます。
コーヒーに関する豆知識が盛り込まれており、カフェ好きな方にぜひ手に取ってほしい一冊です。
『早朝始発の殺風景』
作 者:青崎 有吾
刊 行:集英社文庫
価 格:682円(税込)
高校生たちによる“青春密室劇”
高校生たちが「気まずさでできた密室」を脱出していく青春ミステリです。全五篇収録の短編集。
ある日、加藤木が始発電車に乗ると、そこにはクラスメイトの殺風景の姿が。なぜ始発電車で乗り合わせてしまったのか。二人はお互いの目的を推理し合うことになり…。(表題作)
電車・ファミレス・観覧車などを舞台に繰り広げられる会話劇と謎解きが魅力的な作品です。
僕のオススメは「メロンソーダ・ファクトリー」。
『謎の香りはパン屋から』
作 者:土屋 うさぎ
刊 行:宝島社
価 格:1650円(税込)
第23回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作!
大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉を舞台に、漫画家志望の女子大生・市倉小春がさまざまな謎を解き明かすブーランジェリー・ミステリー。
焼きたてのパンのようにほっこりした雰囲気が魅力で、読後はパンが食べたくなります。
おわり
〈日常の謎〉系ミステリ小説を紹介しました。
気になった作品から手に取ってみてくださいね!





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