
こんにちは、サックリです!
この記事では、<日常の謎>を取り扱っているミステリ小説を5作紹介します。
「血生臭い展開は苦手!」
「<日常の謎>ミステリが好き!」
という方は、この記事を参考にしてください!
- 日常生活で起きた小さな事件・謎を主人公たちが解決していく推理作品。
- 人が亡くならない作品が多い。
- 一般市民(学生・店員など)が探偵役を務めることが多い。
「日常の謎」ミステリ
『空飛ぶ馬』
作 者:北村 薫
出版社:東京創元社
ページ:357
<日常の謎>の代表的作品!
北村薫さんのデビュー作、かつ〈円紫さんと私〉シリーズの第一作。
大学生の「私」が持ち込む謎を、噺家の春桜亭円紫が鮮やかに解き明かす、という内容です。
円紫さんは事件の概要を聞くだけで真実を言い当てるため、「安楽椅子探偵」ものとしても楽しめます!ちなみに、僕のオススメは「砂糖合戦」。
『氷菓』
作 者:米澤 穂信
出版社:KADOKAWA
ページ:224
人気推理作家・米澤穂信さんのデビュー作!
積極的に物事に関わらない“省エネ”主義をモットーにする折木奉太郎が、古典部で知り合った好奇心旺盛な少女・千反田えるから依頼を受け、彼女の伯父が関係する過去の事件の真相に迫ります。
2010年にTVアニメ化、2017年には山崎賢人さん主演で実写映画化された青春ミステリです。
『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』
作 者:岡崎 琢磨
出版社:宝島社
ページ:365
聡明なバリスタが謎を紐解いていく!
珈琲店「タレーラン」を舞台に、バリスタ・切間美星が店に持ち込まれる謎を解決していきます。
2013年、第1回京都本大賞を受賞。
珈琲に関する豆知識が盛り込まれているため、特に珈琲好きの方にオススメしたい一冊です。
『早朝始発の殺風景』
作 者:青崎 有吾
出版社:集英社
ページ:232
高校生たちによる“青春密室劇”
ある日、加藤木が始発電車に乗ると、そこにはクラスメイトの殺風景の姿が。なぜ始発電車で乗り合わせてしまったのか。二人はお互いの目的を推理し合うことになり…。(表題作)
高校生たちが「気まずさでできた密室」を脱出していく青春ミステリです。全五篇収録の短編集。
2022年にテレビドラマ化。僕のオススメは、「メロンソーダ・ファクトリー」。
『謎の香りはパン屋から』
作 者:土屋 うさぎ
出版社:宝島社
ページ:256
第23回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作!
大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉を舞台に、漫画家志望の女子大生・市倉小春が様々な謎を解き明かすブーランジェリー・ミステリー。
焼きたてのパンのようにほっこりした雰囲気が魅力で、読後はパンが食べたくなりますよ!
おわり
〈日常の謎〉系ミステリ小説を紹介しました。
気になった作品から手に取ってみてくださいね!
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